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Windows XP高速化の応用編

基本編、中級編でご紹介した方法で多くのWindows XPパソコンのレスポンスが改善されたと思いますが、それでも場合によっては以前に比べて遅くなっている場合もあると思います。ここでは更なる確認ポイントと応用編の設定変更をご紹介します。

未接続ドライブの検出をやめることでWindows XPの起動時間を短縮

パソコンの電源を入れてからWindowsを起動しているとき、接続されていないドライブが無いかを検出する機能があるのをご存知ですか。この設定を変更して未接続ドライブ検索を抑止することで、Windows XPの起動時間を短縮することができます。

使わないフォントを削除することでWindows XPの起動時間を短縮

年賀状作成ソフトなどをインストールすると、パソコンのハードディスクに沢山のフォントがインストールされることがあります。フォントの情報は、Windowsを起動するときに全て読み込まれるためとても時間が掛かる場合があります。必要なフォントと不要なフォントがわかる場合、不要なフォントを削除することでWindows XPの起動時間を短縮し遅い起動を速くすることができます。

起動時のロゴを非表示にしてWindows XPの起動時間を短縮

パソコンの電源を入れてWindowsが起動されるとき、Windows XPのロゴが表示されますが、これを表示しないことで多少起動時間が早くなります。

「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→msconfigと入力→「BOOT.INI」タブ→「/NOGUIBOOT」をチェック、再起動する。

ウィルススキャンソフトウェアの設定変更

ウィルススキャンソフトウェアがパソコンのパフォーマンスに与える影響はとても大きいですが、だからといってこういったソフトウェアを一切導入しない、というわけには行きません。お使いのウィルススキャンソフトウェア自体がパフォーマンスの観点であまり良いものではないという可能性もありますのでその場合は他のソフトウェアへの乗り換えを検討しましょう。またその前に、今お使いのウィルススキャンソフトウェアの設定を見て、パフォーマンスと安全のバランスを取りながら変更してみると良いでしょう。